春風にのせて

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「葛城文斗です。…特にないです。よろしくお願いします。」 十秒も立っていなかった 「…なんだアイツ」 「真面目そうだな」 「やだ超かっこいいー」 「顔はな」 ひそひそと聞こえてくる話し声は、去年の自己紹介の時に聞いたものとなんら変わりなかった。 ああ、めんどくさい
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