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「いやー 3時くらいまでゲームしちゃってさあ… しかも目覚ましかけるの忘れちゃって。なんか明日は早め下校だからイケる!って思っちゃったんだよなあ」
「はあ…お前もいつも通りだな」
そう言うと、彼は笑いながら自分の髪をくしゃりと撫でた
恭介は、うっとおしけどいいやつだ
人当たりがよくて誰にでも優しいから多分、みんなに好かれている。
そんなやつだから、去年ほぼ孤立しかけていた文斗がほっとけなくて唯一仲良くしてくれたのだろう。
その上、妙に気に入られてしまったのだが。
それが普通の人なら喜ぶべき事なのだろうが
文斗は捻くれた考えで、素直に受け入れることができなかった
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