偽装

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偽装

愛想のイイ 幼い私は 大人の評価を 手玉に取った 冷ややかな 子供だった 「イイ子ね」って言わせたら  完璧 少しでもプラスにもっていければ 成功 何も出来ないのなら  無邪気な笑顔でカバーする そんな私の瞳に映る大人たちは 嘘と偽善で着飾った  笑顔が下手な 人形だった
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