and under red

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「んー?」 「さっきの」 レッドは建物の影を渡って先に歩いている足を止めなかった。 「あー、まぁ大丈夫でしょ、あれくらい」 てか俺に言われてもねぇ。そう笑って彼はとんとん進んでいく。 「…………分からない」 「ん?…………。 …………そうだなぁ」 やっとこちらを振り返った彼の表情は、いつもと変わらない、やる気のなさそうな顔。
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