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□入学~龍哉と颯斗の出会い~
「やっぱ、中学校はちけぇな~」
そんな事を言いながら、昇降口へ向かうと、クラスと氏名が貼り出されていた。
「俺はD組か~
てか、E組まであんのかよ」
俺がこれから通う『神田市立神北中学校』は、俺の通ってた藤崎小、噂のあいつがいる田川小、神田北小からなっている。
で、噂のあいつっていうのは…
「お前が早川龍哉か?」
「あぁ?なんだっ……」
俺が言葉につまるのも無理はない。
何故なら今から、説明しようとした身長160cmの長身、小6にして球速120km/hという桁外れの怪物…
『楢川颯斗』!!
「だから、お前が早川龍哉か?って聞いてんだけど…」
「あ…あぁそうだよ。
それがどうかしたか?」
すると、颯斗は
「お前があの早川龍哉か!!20本塁打打ったていう!」
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