移籍は突然に

3/3
前へ
/92ページ
次へ
桑山 「そういえば、矢部くんが何でいるの?」 あおい 「ボクもそれ気になってたんだよね」 桑山 「あおいちゃんの可愛いところが見えたから、話を聞いてあげるー」 あおい 「///恥ずかしいこと言わないでよー///」 桑山 「本当のことを言っただけだよ」 あおい 「剛くん・・・」 桑山 「あおいちゃん・・・」 矢部 「二人共、オイラがいること忘れてるでヤンスね?」 桑山&あおい 『あ・・・』 あおい 「いいところだったのに・・・」 桑山 「続きはまた今度ね。で、矢部くんは何で来たの?」 矢部 「ようやくでヤンスか・・・オイラも移籍になったでヤンス」 桑山 「あ、矢部くんならしょうがないね!」 あおい 「しょうがない♪しょうがない♪」 矢部 「二人共ヒドいでヤンス」 桑山 「で、何処行くの?」 矢部 「流されたでヤンス・・・。一緒でヤンス。キャットハンズでヤンス」 桑山 「じゃあ恋恋の時と同じになるわけだね」 矢部 「そうでヤンス。またよろしくでヤンス」 桑山 「はい、よろしく」 あおい 「また賑やかになるね♪剛くん、今日はゆっくりしよ?明日からは球団変わるんだし」 桑山 「うん、もちろんだよ。だから矢部くん、今日はもう帰ってね」 オレは矢部くんを部屋から出すと、すぐに扉を閉めて、あおいちゃんを抱き寄せた。 桑山 「キャットハンズか・・・・あおいちゃん頑張らないとオレが盗られちゃうぞ?」 あおい 「?誰に?何で?」 桑山 「みずきと聖にだよ。二人共、キャットハンズだから。プロになってからは全然会ってなかったし、久しぶりだからね」 あおい 「監督に言って二人一緒の部屋にしてもらおうね!」 桑山 「はいはい。最終的に決めるのは寮の人だけどね」 その日は二人で寄り添って、オレは三冠、あおいちゃんは四冠全て一位を取ると誓いあって眠りについた。
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加