小さな命

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マリアに支えられ何とか歩くも、今のあたし生まれたての仔山羊のようだ… そんな状態で廊下に出ると 一斉にこちらを向く友人一同+家族達 『ぷっ…』 いち早く笑ったのはもちろん恭子さんで… てゆか、よく笑えたなと… 逆に褒めたくなったわ(汗) しかし覚えてやがれ!! その他の人達は『頑張って!!』やら、『大丈夫だよ!!』なんて、励ましや応援の言葉をくれた 背中にそんな言葉を聞いていると ふと思い出した高校1年の体育祭… 「な、なんかね、今高1の時のね、体育祭思い出したよ…」 『何で!?』 マリアは意味わかんないって笑っている まぁあたしも何でかは分からないけど… けど、あの体育祭はあたしとマリアが出会った日でもある 今思い出すなんて、何か意味がありそうな気もした
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