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「ひゃぁああああ!!」
どうも皆さまおはこんばんちわ。
北海道でしがない高校生をやっていた筈の橘紫音(たちばな しおん)です。
どういうわけか分かりませんが、ただ今、フリーフォールの真っ最中です。
えっと、本当にどういうわけなのでしょうか?
「なんて、冷静に考えてる場合じゃねぇええええええ!!」
えっと、何でこんなことになったのか、思い出すとしましょうか。
★★
「ふぁ~あ、だるいなぁ・・・」
確か、今日の朝は寝坊したはずです。
前の晩にハッスルしすぎて、なかなか寝付けなくなってしまったんです。
え、なにをハッスルしてたかって?
・・・・いやだなぁ、ゲームですよゲーム。
健全な男子高校生になにを期待しているんですか?
「あ、公園だ・・・」
近道しようと思って、いつもと違う道を行ったんでしたね。
ここは、普段通らないため色々初めてのことが多くて、結局時間がかかってしまったんです。
そうですね、初めての景色などに魅了されたといったところでしょうか。
「ん?あれ・・なんだっけ?」
そこで、目に入ったのがあれでした。
そうです!あれをめにしたんでした!
「光ってるみたいだけど、なんだろ?」
ジャングルジムの丁度中央になにやら光る玉が。
そうです、ここで引き返せば、いつもの日常が待ってるはずでした。
でも、そんなもったいないこと出来るはずも無く・・・。
「おぉ、なんか暖かい・・・・って、なになに!?なんか手が抜けなく・・・。うわぁ、ひきずりこまれ・・・あぁああー!!」
光の玉に引きずり込まれてしまったのでした。
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