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まだ慣らし保育のため、お昼には迎えに行く。保育園は実家の近くにあり、一度家まで帰るのも面倒なため、自分の部屋を片付けながら、時間を潰している。
スケッチブックには、あの頃好きだった彼への気持ちが、たくさん綴られていた。
嬉しいこと、悲しいこと、何でも書いていたノートはもう昔に、破り捨てている。
このスケッチブックは日記というより、詩で表されている。
読みながら、懐かしくなった。
そして、あたしはこのスケッチブックに終止符をつけた。
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