kiss × 1scene

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唇が離された瞬間に先輩が優しく、耳元で囁いてくれた。 「大好き、愛してるよ、歌恋。 俺には歌恋しかいらない」 …意識が朦朧としていたせいか、私は素直に先輩の言葉に頷いていた。 何度も何度も頷いていて、 いま先輩がいってくれた言葉を心のなかで繰り返す。 心の奥に刻みつけられるように だって…こんな幸せなこと… これ以上に幸せなことなんて、この世にないと思えたから。
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