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13: 自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/24(日) 20:47:03 ID:dVM56NLB0
墓地と言っても墓石が綺麗に並んでるような場所ではなく
卒塔婆が立てかけてあるだけの古い墓地だった。
Aは離れたところから見てたけどBは地面から何か掘り起こしてバリバリ喰ってるようだった。
暗くてよく見えないけどどうやらこの墓地は土葬用らしく、
Bが喰ってるのはほとんど白骨化した死体だった。
さすがにAはあせって逃げたけど物音に気づいたBがちらっとこっちをにらんで追ってきた。
Aは全力で走って宿まで戻って布団にもぐってとにかくやり過ごそうとしてたらBが部屋に入ってきた。
Aはあせったけど部屋には20人もいるからばれないだろうと思ってたら
Bが一番はじっこで寝てる奴の心臓に耳を当て始めた。
しばらくすると隣の奴の心臓に耳を当てて行く。
どうやら心臓の鼓動を調べてるらしく今全力で走ってきた
Aはかなり鼓動が速くなっていたためあせった。
頼む!心臓静まってくれ!と願えば願うほどあせって心臓は早くなるばかり。
そうこうするうちについにBは隣の奴の心臓に耳を当て始めていた。
目をつぶってごまかせば大丈夫だと祈ってとにかく寝たフリをしていると
ついにBの耳がAの胸に乗っかってきた。
相変わらず心臓は早いけど大丈夫大丈夫と自己暗示をかけているとすっとBの耳が離れていった。
そして隣の方にBは移っていった。
Aは、はぁ良かった。なんとかやり過ごしたようだと思ってしばらくそのまま寝たフリをし、
10分くらいしていったいどうなったんだろうと思ってうっすらと目を開けたとき。
Bが目の前5センチのところであきらかにイッた目で思いっきりこっちを見て一言。
「見つけた。」
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