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――亜美side
「亜美～早くしなさいよ～｣
「はーい!｣
今日は始業式。私､笹山亜美は今日から高校2年生になります。
制服を着崩して腰の位置まである少し茶色に染めた髪をコテで巻く。
「いってきまーす!｣
始業式という事もあって少し早めに家を出た。
「亜美ちゃんおはよ!｣
「あみたんはよ～｣
「亜美何か気合い入ってんね。｣
私が呑気に学校までの道のりを歩いていると後ろから麻里と俊也と絵美里が声を掛けてきた。
「始業式だからねー｣
「あみたん可愛いよー｣
「俊也マジキモい。｣
「｢私も(麻里も)絵美里に同意!｣｣
「え～ひっど!｣
私達4人はふざけあいながら学校に向かった。
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