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「天城くん。おはよう。」
「…………」
あの日から天城くんは私達と距離を置くようになった。
距離を置く。というか離れていった。
お昼だって私が誘おうとすると一人でどこかに行ってしまう。
放課後だって、すぐ先に帰ってしまう。
そんな中席替えをしてしまって私は天城くんと離れてしまった。
「あみたん、康太となんかあったの?」
「亜美、何があったの?」
俊也も絵美里も心配してくれたけど私は理由を言わなかった。
私は天城くんと話さなくなった。
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