506人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はその後すぐに学校に向かった。
学校に着き、自分のクラスを確認すると静かな廊下を少し早足で歩く。
そして自分のクラスの扉を開ける。
もう教室ではHRが始まっており、担任が話をしていた。クラスの人達の視線が全て俺の方へ集まる。
担任に自分の席を指差され窓側から2番目の後ろから2番目という結構いい席にホッとして席に着いた。
「私笹山亜美!よろしく!」
席に着くと隣の女の子が話しかけてきた。
笹山という女の子は少し茶色い髪をくるっと巻いていて笑顔が素直に可愛いと思った。
「ウチは佐藤絵美里。亜美の友達。」
「同じくあみたんの友達で杉本俊也!よろしくな“地味男”!」
俺達はこうして出会った。
この出会いが俺を大きく変えたんだ。
亜美に出会えてほんと良かったよ。
最初のコメントを投稿しよう!