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「俊也ー」
私が待ち合わせ場所に着くと俊也と麻里と荒川くんがいた。
「あ、麻里と荒川く………え!?」
麻里は私に気づくと「亜美ちゃん!」と言って手を振る。その手の反対側は荒川くんと繋がれている。
「亜美ちゃん、私よっしーと付き合うことになったの。」
「色々あって付き合うことになったんだって。」
俊也はそう言うと少し顔を赤くした荒川くんをいじる。
「笹山。そういうことだから、俺等先に行くわ。」
「はーい!楽しんで来てねー!」
麻里と荒川くんは2人で花火会場に入っていった。
「それにしてもあみたん浴衣可愛い!」
「絵美里は?」
「あー………後で来るって~」
俊也と2人きりになった。
思ったけど俊也、髪の色変えたなー……茶色から金髪になってる……
「俊也、金髪似合うね。」
「ん?え、あ、そう?あみたんにそんな事言ってもらえるなんてうれしい!」
俊也はニコッと笑って歩き出した。
私も俊也の後に続いて歩き出す。
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