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歩きながらさっきの事を思う。
俊也が私を好きだったなんて………
俊也を傷付けてしまった。
俊也の事で頭がいっぱい。
でも「天城くんが好き。」と俊也に伝えたら言葉にしたらなんだか天城くんに会いたくて顔が見たくなった。
「あ!………亜美さん!」
そんな事考えを歩いていると前から私を呼ぶ声がした。
よく見てみると前に天城くんの家であった女の子。確か美佳ちゃん。
美佳ちゃんは私に駆け寄ってきて頭を下げる。
「美佳ちゃんだよね?どうしたの?」
「お買い物の帰りです。あの話があるのでここじゃなんですし……家来ませんか?」
美佳ちゃんの言葉に私は動揺する。美佳ちゃんは何か感ずいたみたいでニコッと笑う。
「お兄ちゃんいませんよ。」
そう言われ少しホッとしたが同じくらい残念に思った。
私達は天城くんの家まで歩いていった。
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