えっと… 始めます

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みゆきちゃんにとって 私との出会いは 幸せだったのか そうじゃなかったのか わからない。 でも 私にとっては 幸せなことだった。 どんどん 仲良くなりメールのやりとりしたり いろんな話をした。 彼女の病気は 日々 「死」を意識していなければならないのに 明るかった。 それなのにいつも 私を励ましてくれたり 時には叱ったり… そんな彼女なのに 大切なご主人には 素直になれずにいた。 私は 限りがあるのならこそ 素直にことばにすべきだ なんて えらそうなことを言っていた。
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