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「はぁはぁ…くっ」
先程も解説したように僕は今いきなり変な怪物に襲われている。
なんだよあの生物。しかも何で空が黒いんだよ!さっきまで夕方だった筈なのに…!
「は、はっ、くそっ。なんで来るんだよ!」
道を曲がった時だった。
「行き止まり!?くそぉぉ!!くるなぁぁぁ!!」
怪物はフシューと息を吐きながら口を開ける
「((もう終わりだ!!))」
そう思い目を強く瞑った瞬間…
ザシュッ―…
と、何かを斬った効果音が聞こえると怪物の「ウギャァァアァ---!!!」という気持ちの悪い声が聞こえた
目をそっとあけてみると信じられないものが見えた。
さっきの怪物が血だらけになって倒れていたのだ。
僕の前には、黒いセーラー服に黒髪を靡かせて、白く細い手で血だらけの刀を持って立っている人影が見えた――…
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