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今日からわくわくの入学式。
「今日から高校生かぁ~♪
どんな子と同じクラスになるのかなぁ」
真由は制服を着ながら
顔がニヤニヤしてた。
「真由~!!!早くしなさいっ!
入学式に遅れるよっ!!!」
お母さんが怒鳴り声で
叫んできた。
「はいはい~!!!!」
――まだ髪をセットしてなかった・・・・。
「ま・・・まっいっか(笑)
ストレートでもかわいいし♪」
髪はスプレーなどで整えて、
1階に向かった。
「真由っ!遅れるから早く行くわよっ!」
「お母さん・・・朝ごはんは?」
「はぁぁ?・・・時間ないから、これ食べながら行きなさい!」
歩きながらでも食べれる
お菓子を渡してくれた。
そして玄関を出る。
「真由!走るよっ!」
「うん・・・。」
真由が通う高校は、
家から近かった。
徒歩で15分くらいだ。
時間内に高校に着いたけど、
2人とも息が荒かった。
「真由・・・新しい教室に行きなさい!
ちゃんとクラス確認するのよっ!」
「はいっ!」
クラスが書かれた紙を見る。
「朝日真由・・・。」
「あったぁ―――!!」
真由の新しいクラスは、
1-C組だった。
真由はいそいで教室に
向かった。
ドアをゆっくり開ける。
この教室には、来ている人は
半分くらいで、真由が入って来ても
浮かなかった。
席は、黒板に紙が貼ってあり、
そこを見て確認した。
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