70人が本棚に入れています
本棚に追加
『言い忘れていたが警察に言えば彼女さんの命はないと思ってくれ』
桐刄は聞こえないように舌打ちをした。
『君には参加して貰うよ、彼女さん時雨毬(シグレマリ)だったかな?参加してるよ・・・ソード・マジック・ネスト・オンラインにさ』
桐刄は自分の耳を疑った。
「(奏が参加してる?ゲームがそんなに好きでない毬が謎のゲーム、ソード・マジック・ネスト・オンラインをやる訳がない!)」
『自分で確認すると言いさ、来る事を待っているよ桐刄君』
謎の男からの電話は切れた。
直ぐ様、桐刄は毬の携帯電話にかけるが留守番になる、何度も何度も繰り返し電話をかけるが電話に出ない。
「(何で電話に出ないだよ毬!)」
携帯電話を放り投げようとした時、謎の男から言葉を思い出す。
最初のコメントを投稿しよう!