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「何でしょうか?」
桐刄は睨み付けながら女性を見上げる。
「ゲームマスターってのはゲームを作った奴なのか?」
「そうです」
俺は拳を強く握り締めゆっくりと足を運ばせる。
その時、俺は決めた。毬を救いそしてゲームマスターを必ず倒す。
「俺が入るカプセルはどれだ?」
「ここです」
手招きをされたカプセルの中に入る、中は一人用で足を伸ばして寝るように作られている。
ヘッドフォンをかぶり本来ある筈のないボタンを押す、カプセルの蓋が閉まり辺りは暗闇に包まれ目の前にソード・マジック・ネスト・オンライン、prayと文字が表示され俺の意識は暗闇の底へと落ちていった。
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