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用意していたワンピースに着替え、レースのボレロを羽織る。
洗面所に移動して…
少し伸びてきた髪は、サイドにシュシュで纏めた。
リップを付ければ…完成。
すぐに仕度は済んだ。
「お待たせ…実さん」
ソファーで待つ実さんの元に行くと…
立ち上がり振り向いた実さんを見て…息を飲んだ。
なっ…なっ…なんて、カッコいいの…
Ｖネックの白いＴシャツに、ブルージーンズ。
Ｖネックからは鎖骨、七分丈の袖口からは筋肉質な腕が見えて…
クラクラするほど…色気を漂わせていた。
「………カッコいい…」
思わず、口をついて出た言葉に自分で驚きながら…実さんをジッと見つめた。
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