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真奈美Side
真「諒ちゃん…」
ちょっと来てと諒ちゃんに腕を掴まれて着いていく
イルミネーションが飾られてる街中まで来る
マ「…ごめん」
真「…え?」
マ「櫻井諒一って偽名なんや
嘘ついててごめん」
急に何を言い出すかと思ったら
そんな事……
嘘ついてたことに申し訳なさを抱えて背中を向ける諒ちゃん
気が付けばここは街のど真ん中のクリスマスツリーの前
真「…諒ちゃん」
振り向いた横顔を寄せて
背伸びをしてキスした
マ「…!」
来て、と言い諒ちゃんを連れ歩く
着いた先はラブホ
マ「ちょっ…真奈美?」
ホテルの部屋に着くと受付で頼んでおいたワインをグラスに注ぐ
諒ちゃんにもグラスを渡すと
ベッドに腰掛けた
真「さっき飲めなかった分
乾杯しよ?」
マ「え、何いきなり…」
真「乾杯したいの!」
マ「でもなんでわざわざここ…」
真「気にしないで/////」
納得してない顔の諒ちゃんと乾杯する
ワインを飲むと酔いがすぐに回った
マ「ちょっと真奈美…?
大丈夫なん?」
諒ちゃんが私の身体を支えてくる
真「諒ちゃん」
諒ちゃんの腕を掴んで私を押し倒させる
真「私といる時は他の人のことは考えないで…?
私だけを見てよ…
私、諒ちゃんになら何されてもいいもん…」
マ「何、嫉妬?(笑)」
真「ち、違う!!/////」
マックSide
真奈美に押し倒させられてちょっとびっくりした
しかも嫉妬したかのような台詞
真「ねぇ…
諒ちゃんのことしか考えなくさせて…?」
俺の下で誘う真奈美
マ「どうなっても知らんからな」
真「いいもん別に/////」
もうその気になった俺は真奈美にキスしようとした
でもしようとした瞬間
急に頭が重くなったような
そんな感じがしてベッド倒れた
真「どうしたの?」
マ「真…奈美……」
真「諒ちゃん!しっかりして!」
あかん…
何かもうダメや…
段々と意識が遠くなっていき
俺は深い眠いについた
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