第二章

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 でもその何気ない、何ともない生活は18歳の夏に音をたててブッ壊れた…。 『おい、真心(シン)。お前は知ってんのか?この゙白い家゙にオレらが暮らしてる理由(わけ)をよ。』   准也(じゅんや)だ。オレと同い年で親友みたいなもんだ。こいつもずっとこの家に住んでいる。いっつも調子の良い事ばっかり言ってる奴である。   『そんなん考えたことねぇよ。それよりお前、この前の物理のテスト全然だっただろ?やり直しとかはイイのかよ。』   『後でやりゃいいんだよ。そんなのは!それより、話しの続きだけどよ……』
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