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准也は地面に横たわった。ふとももを押さえている。
『どうしたんだよ!?准也!おい!どうしたんだよ!!』
『足を…撃たれた…。オレはもう逃げれねぇ…。早く逃げろ。』
後ろからは『一人を撃ったぞ。殺せ!二人とも殺せ!』と大人達の声が聞こえた。
『真心、逃げろ。』
『何言ってんだよ。オレの肩を貸すから、一緒に逃……』
『行けっつってんだろうが!!!』
准也は本気だった。
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