第二章

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 准也は地面に横たわった。ふとももを押さえている。   『どうしたんだよ!?准也!おい!どうしたんだよ!!』   『足を…撃たれた…。オレはもう逃げれねぇ…。早く逃げろ。』   後ろからは『一人を撃ったぞ。殺せ!二人とも殺せ!』と大人達の声が聞こえた。   『真心、逃げろ。』   『何言ってんだよ。オレの肩を貸すから、一緒に逃……』   『行けっつってんだろうが!!!』   准也は本気だった。
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