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『早くしねぇと真心!お前まで撃たれちまうぞ!』
『でも、お前はどうなるんだよ。殺されちまうぞ』
『これで逃げてもすぐに捕まっちまう…だから逃げろ!』
『でも…』
『早く!』
パァン…。
二度目の銃声が聞こえた…オレの顔に赤い…水みたいな物がついた…准也は?………。
『う…うわーーーー!!』
ブツン…と何かが切れた音がした。
それと同時に、オレの目の前に巨大な氷の柱が現れた。門も飲み込んでしまっていた。奴らは追って来れない。
オレは全力で森に向かって走った。逃げた。しばらくは追っ手は来ないだろう。准也は死んだ。
あいつら全員…殺してやる……。
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