第三章

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 たしかに翼はこう言った。でも、いくら本人がそう言ってもさすがに知り合ったばかりの人を危険な目にあわせるような事は出来ない。   『おい、それはないよ。関係ないあんたを危険な目にはあわせられないよ。』   『関係なくはないだろう。オレは君の事を知ったんだし。それを知って一人で行かせるほうが無理だよ。(それに…)』   『後悔しないのか…』   『真心君こそ、無駄死にしたいのか?笑』   そんなわけで翼もオレと同行することになった。そして今日は体力回復と翼の準備ということで、出発は明日になった。
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