第四章

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 『そんな事ならオレも行こう。真心、これからよろしくな!』   耕平は元気にオレの肩を叩いた。   『まてよ。あんたも翼も人が良すぎだよ。死ぬかもしれないんだぞ。何でそこまでしてオレに協力してくれようとするんだ?』   『そりゃあなあ…』   耕平は翼を見ながらにやにやと笑った。そして翼が言った。   『オレ達も昔ば白い家゙の住人だったからね。』    それを聞いて、オレはキメラを倒したときの翼の言葉を思い出した。   『…!そうか!だからあの時お前ば以前のキメラ゙って言ったのか!』   『どうや?真心。オレらが協力したがる理由がわかったやろ?』   目的が同じなら、オレに断る理由はなかった。   『やりたい事は3人とも同じか…。わかった。一緒に白い家からみんなを開放させようぜ!翼。耕平。』   『まぁ、待て。なら取っておきの二人も連れていこう。仲間は多い方がいいだろ?翼?』   耕平はまた、ニヤニヤしながら翼を見た。翼は困った風に言った。   『あいつらか…大丈夫かな?』
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