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『真心。あとの二人も元、白い家のヤツらでオレ達と同じ考えの人間だ。そして二人共強い。…たしか二人共゙厳原(いづはら)゙に住んでるんじゃないか?…なあ?翼。』
耕平の質問に翼は曖昧に答えた。
『あぁ…そうだと思うよ…』
『んじゃ決定やな!早速行こうや。翼。真心。』
『いづはら?』
オレが困っていると、翼が教えてくれた。
『厳原には久田までの道をもどって、さらに北に少し行った所だよ。』
『ふ~ん……ってまたあの道を戻んの!?ちょっと待っ……』
『さあ!出発ー!!』
『嫌だー!せめて違う道にしてくれよ!』
『ほら、つべこべ言うな!』
オレは耕平にシャツの首を引っ張られながら車に乗せられた。
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