第六章

2/5

114人が本棚に入れています
本棚に追加
/175ページ
オレ達は内院から厳原に行く途中の大浦(おおうら)という所を歩いていた。   『ここはゴミの焼却所があるんだ大きい煙突みたいなのがあるだろ?』   翼は何かあるたびに何も知らないオレに色々説明してくれる。なんだか観光をしているみたいだ。    『でかいなあ…これでゴミを燃やすのか。』   ガサガサ…   近くの草むらで不自然な音がした。耕平が即座に身構えて言った。   『お前ら、少し黙れ。近くに何かおるぞ。』   すると、草むらのほうから男の声がした。   『ふふふ…。よくぞオレの気配を感じ取った。褒めてつかわそう。』   翼『人間!?もしかして能力者か!』   ?『ほう、よくわかったな!!とう!』   男が草むらから勢いよく飛び出し、スタッと綺麗な音を立てて着地した。   『オレの名前は畑島 大志(はたしま だいし)!!゙白い家゙からお前達を駆除しにきた…いわゆる刺客というやつだ!全員、すぐに屠ってやるよ!!』
/175ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加