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オレ達は内院から厳原に行く途中の大浦(おおうら)という所を歩いていた。
『ここはゴミの焼却所があるんだ大きい煙突みたいなのがあるだろ?』
翼は何かあるたびに何も知らないオレに色々説明してくれる。なんだか観光をしているみたいだ。
『でかいなあ…これでゴミを燃やすのか。』
ガサガサ…
近くの草むらで不自然な音がした。耕平が即座に身構えて言った。
『お前ら、少し黙れ。近くに何かおるぞ。』
すると、草むらのほうから男の声がした。
『ふふふ…。よくぞオレの気配を感じ取った。褒めてつかわそう。』
翼『人間!?もしかして能力者か!』
?『ほう、よくわかったな!!とう!』
男が草むらから勢いよく飛び出し、スタッと綺麗な音を立てて着地した。
『オレの名前は畑島 大志(はたしま だいし)!!゙白い家゙からお前達を駆除しにきた…いわゆる刺客というやつだ!全員、すぐに屠ってやるよ!!』
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