第六章

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白い家と聞いてオレは驚いた。   『お前、白い家の人間なのか!?あの白衣を着た大人は何が目的なんだ!』   『お前…真心だな。お前は上から抹消命令が出ている。今から消える人間に何を語っても無駄だろう。』   『真心、耕平!こいつは今までのキメラとは訳が違うよ。気をつけて!』   畑島はフフフっと低く笑って言った。   『オレの能力ば操作゙だ。特別に教えてやるよ。オレは光を操作する能力!!』   『!!!』   それを聞いた翼の体が小刻みに震えだした。どうやら怯えているようだ。   『………逃げろ。』   『どうしたんだ?翼?』   『いいから逃げるんだ!』   翼が初めて大きな声をだした。
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