第七章

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『はいはーい。翼に耕平ちゃんね!しばらくやね。まあ、あがらんね。』   痩せ型で肌の色の少し黒い女性が玄関に出てきた。どうやらこの人がノリコという人物らしい。オレ達は家の中に入り、リビングの床に座った。犬が2匹いた。4匹飼っているのか。   翼が早速、今までの事とここに来た理由を説明した。   『そっかぁ。それなら仕方ないな。今日はここに泊まってきぃよ。それから、初めてまして。よろしくね!真心君。』   元気のいい人だ。オレは軽くお辞儀をした。そして自由に使っていいといわれた2階の部屋へ移動した。   『耕平も真心君も今日はなるべく外には出ないようにして、体力回復に専念してほしい。下手に動くとキメラ達に見つかる危険性もあるからね。』   翼が言ったとおり、オレ達は今日一日外へ出ず、リラックスして過ごすことにした。そして、少し早めに寝る事にした。   それにしても夜飯にでたボンゴレとピザは美味しかった。ここにはまだずっと居たい気分だった。
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