第八章

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『ハマ。彼は敵じゃないし、大樹のことも知らないよ。それに…むやみに゙操作"するのは良くないよ。』   翼がなんとか浜崎の気を静めようとしている。 ふと、浜崎の方を見ると右手に金属性のバットを持っていた。オレと睨み合っているときには持ってなかったのに…。   『そうか…すまんかったな。許してくれ。ハハハ』   浜崎はそう言ってオレの肩を叩いた。掴み所のない奴だ。しかし、浜崎にはもう怒りの表情はなく、にこにこしている。   『お前、どうせ暇やちゃろ?ちょっと付き合えよハマ。』   耕平が言った。   『まあ、暇やけど』   『んじゃ決まりやな』   『………』   …どうやら浜崎と耕平では、耕平の方が上らしい。オレ達はティアラを出て、近くのファーストフード店に入ることにした。
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