第八章

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店に入り、オレは浜崎に自己紹介をすることにした。   『オレの名前は真心だ。この間、゙白い家"から脱出してきた。今ば白い家"から仲間を解放するために仲間を集めている。』   『オレの名前は浜崎 史和(はまさき ふみかず)や。趣味はポケモン。作った借りは必ず返すのがオレのポリシーや。』   オレはもう一度、一緒に白い家に行ってもらうように頼んだ。しかし、浜崎はいい顔をしなかった。   『あそこにはオレの仲間もいる。でも、分がわるいんだよ…。それに後で大樹も誘うつもりやろ?あいつとは絶対に一緒に行きたくないね。』   …なぜ、そんなに大樹という人物を嫌っているのか気になったが、今は聞かないことにした。   『どうしても駄目なのか?』   『すまんな。真心…。』   たしかに命を落とす危険性のある場所には誰だって行きたくないし、それを強制することなんてできない。オレ達は仕方なく、浜崎を連れていくのを断念した。   オレは『こんな話をしてすまなかった』と謝り、店を出ようとした。浜崎は罪悪感があるのか、少し肩をおとし、出口のドアを開けて外に出た。   その時だった。   『ハマ!危ねぇ!!』
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