第八章

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ピギャァアア!!   遅かった。   上には翼のついたキメラがいた。そして浜崎が店を出たと同時に上空から攻撃してきたのだ。それは精確に浜崎の右胸をとらえた。 浜崎は吹き飛んで、店の壁にたたき付けられた。   『ぐはぁ!糞が!殺してやる!!!』   浜崎はポケットからナイフを取り出し、キメラに向かって行こうとしたが衝撃で体が動かない。   キメラがとどめの一撃をしにかかった。   『あぶねえ!』   オレはキメラを中心に能力を使った。キメラは水にもつれながら地面に落ちた。   『真心君、あとはオレに任せて!!』   キメラが地面についた瞬間、翼がすかさずトンファーでの一撃を与えた。
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