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『キメラを倒した後にお前も勝手に倒れたんだよ！このスカポンタン！！』
耕平が腹を抱えて言った。浜崎は若干、顔を赤くしてポリポリと頭をかいて照れ隠しをした。…どう見てもただの子供だ。
そんな中、翼がいきなり口を開いた。
『ハマ。ゆっくりするのもいいけど、時間がないよ。早く準備していこう。』
『へ？』
浜崎は『さっき断った』と言いたそうな顔をしている。
『お前、借りは何がなんでも返すのがポリシーらしな？』
と、相変わらずニヤリと笑う耕平。
『え…あ…そ、その…それは～…』
しばらく部屋に沈黙が走った。そして浜崎は諦めたかのように、
『わかったよ！行くよ！行けばいいんだろ！！』
耕平と翼はニヤリと笑い、軽くハイタッチをした。
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