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アカリ「俊介達ちょっとこっちに来て。」と言われ俊介達はアカリの前へ。
俊介「どうやったら魔法が分かるんだ?」
アカリ「私が今から魔法を使って調べるんです。」
俊介「わかった。俺達は立っているだけでいいの?」
アカリ「はい。じゃあ、行きますね。」
と言うのと同じにアカリの手が輝き始める。俊介、優太、瑠璃、の順番に魔法を調べていく。そして、瑠璃の前でアカリは足を止める。
アカリ「あれ?おかしいな…」
と首をかしげる。
瑠璃「どうかしたの?」
と不思議そうに聞き返す。
アカリ「瑠璃の魔法だけわからないです…」
俊介「どういうこと?」
アカリ「わかりません。もしかしたら、瑠璃さんは魔法を使えないのかもしれません…」
優太「さっき、異世界から来た人は全員使えるって言ってたのは嘘なのか?」
アカリ「そんなはずありません!俊介さんと優太さんはちゃんと魔法が使えます!」
俊介「瑠璃のことは後で考えるとして、俺達の魔法はなんだった?」
アカリ「俊介の魔法は大地の魔法です。」
俊介「大地の魔法って何だ?雷とか使えるのか?」
アカリ「そうです。大地の魔法とはこの世界の気候が操れます。例えば、さっき俊介
さんが言った雷を自由に操ることができます。しかし、大地の魔法はすごく扱いが難しいんです。ちなみに俊介の魔法はこの世界で歴史上まだ1人の人しか操れていないです。」
優太「誰が操ったんだ?」
アカリ「先ほどいった伝説にでてきた人物です。」
俊介「どうしてそんな魔法が俺に…」
アカリ「多分俊介はこの世界に来るときにとても強い思いで来たからだと思います。」
俊介「強い思い…俺は花音を絶対に助けると思ってこの世界に来た。」
アカリ「多分その思いのおかげです。あっ、遅くなりましたが優太の魔法はテレポートの魔法です。」
優太「テレポートっていろんなものを飛ばす魔法?」
アカリ「少し違います。テレポートとは、火、水、雷、土、風、などの魔法を剣などの物質に送る力を言います。」
優太「そんな力なんだ。意外に強そうだな。」
アカリ「とても強い魔法です。優太の魔法はこの世界でも指に数えられるぐらいの人数しかいません!」
と優太と俊介の魔法の話が終わり最後に残った瑠璃の魔法を話そうと思った時、瑠璃の様子がおかしいことに気づいた。
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