‐第11章‐過去の因縁へ 前編

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馬車が倒れ俊介達は馬車から這い出された。 ???「久しぶり、アカ姉」 と謎の少年が話かけてくる。 アカリは顔を真っ青にして動揺が隠せない。 優太「お前誰だ?馬車を倒したのはお前か?」 と少しキレギミの優太。 アカリ「あいつは私の幼なじみのシンだ。」 シン「覚えていてくれたんだ。嬉しいな。じゃあ、あの誓い覚えてる?」 とにやけながら言ってくる。 (誓いって10年前にしたあれのこと?あの誓いっていうと…) 10年前… ここはとある森の中シン達の秘密基地の中… シン「アカ姉はあの伝説信じる?」 と興味津々で話かける。 アカリ「私は信じてるよ。私はやっぱり異世界から来た魔法使いの人がいいな。やっぱりヒーローが一番。」 シン「えー。やっぱり魔王でしょ。かっこいいよ。???はどう思う?」 ???「えっ、僕はアカリと一緒の異世界の人のほうがいいな。ヒーローはいいよ。」 シン「なんだよー。まぁいいや。じゃあ、これからの未来でもし伝説みたいなことが起きたら自分の信じる道を行こう。」 アカリ「わかった。」 ???「そうだね。」 シン「じゃあ、誓いをたてよう。この木に烙印を刻もう。3人で誓いをたてるから×に1本線入れよう。」 と言って木に魔法で刻んでいった。 現在… アカリ「覚えているよ。忘れる訳ない。だから、私は自分の信じる道を行く。俊介、優太、瑠璃、この戦いは私がやる。魔法使いの戦いをよく見てて。」 優太「なんでだよ。俺達もやる。」 俊介「いや。ここは見ていよう。」 瑠璃「そうだよ。まだ魔法覚えたてだもん」 シン「僕も自分の信じる道をいく。いくよアカ姉。風の精霊よ我にすべての力を与えたまえ。」 その瞬間、シンの前に強大な竜巻が現れる。そして、俊介達のほうに…
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