‐第12章‐過去の因縁へ 後編

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アカリ「行くぞ。シン!」 とシンに向かって行くアカリの手には光輝く剣を持っている。 俊介「あれが、アカリの魔法。」 瑠璃「さっき魔法を使う時何も言わないでだしてた。」 優太「さすが、ギルドのリーダーってとこか。すげーわ。」 シン「…っく」 アカリの剣がシンの目の前に迫る。 シン「風の精霊よ我の楯となり剣となれ。」 すると、シンの手に楯と剣が現れる。アカリの剣とシンの剣がぶつかりあう。ぶつかりあうたびにカツンカツンと音がなり響く。 アカリ「なぜダークの手先なんかに…シン!」 シン「この世界は変えなければならない!かならず。ダークはこの世界を変えると言った。僕は世界を変えるなら自分もかかわっていたい。だから!こんな所で負ける訳にはいかないんだ!闇の精霊よ我に力を与えたまえ我はダークに忠誠を誓う物なり。」 アカリ「闇の魔法だと!?やめろ!シン!闇の魔法は自分の命を!」 シン「そんなことわかってる!でも、負ける訳にはいかないだ!」 ポツンポツン… 雨が降りだした…ドーンと大きな音がなり雷まで落ちはじめた。 アカリ「闇の魔法…」 シンの体を黒い物質が覆っていった。実際には黒い物質というより悪の塊に見える。悪の塊はシンを完全に飲み込んだ。 シン「うわぁー。やめろー。入ってくるな。」 そして、黒い霧が晴れていった。そこには、いままでのシンとは違う近づいてわいけないと思わせる生き物に変わっていた。 シン「コロスころすコロス。」 シンはアカリに剣で斬りかかる。アカリは剣で弾こうとするがシンの力が強くアカリは剣を落としてしまう。 シン「これで終わりだ!」 と言って襲いかかる。 アカリ「まだ死ぬわけにはいかない!私には必ず成し遂げないといけないことがあるんだ!だから、光の精霊よもう一度力を与えたまえ!」 と言った瞬間アカリは血を口から吐き出した。
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