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優太「おい!大丈夫か!?血吐いてるぞ!」
瑠璃「光の剣が2つあるから…魔法のレベルが高いものを使うと自分の命を削るってエリカが言ってた…」
優太「それやばいじゃん。どうすればいいんだ。どうする俊介?」
しかし、俊介の返事はなかった。
優太「俊介?」
そう言ってる間にもシンとアカリの剣はぶつかりあっている。しかしその時、俊介の頭の中では5年前のあの日のことが頭でリピートされていた。
5年前
あの日も今と一緒で雨が降っていた。
ぴーぽーぴーぽーとサイレンをならした救急車が自分の学校で止まった。
優太「部活いこうぜー。俊介。」
俊介「いいよ。着替えたらいく。」
と学校が終わりいつものように部活に行った。そして、部活が始まって10分ぐらいがたった後プールのほうが騒ぎになった。
教師「おい。俊介今すぐプールサイドにこい!お前の妹が倒れたって!今救急車をよんだ!」
俊介はすぐに走りだした。その後ろから優太もついてくる。そしてプールサイドについた。そこには、たくさんの人がいてあいに人口マッサージをしていた。
俊介「先生!亜衣は。亜衣は。どうしたんですか!?」
教師「練習の最中に倒れたんです。今救急車をよんでいます。もう到着します。」
俊介「………そうですか…」
と言っていると救急車が学校に到着した。そして、その救急車に俊介も乗り亜衣を病院に運んだ。
あれから2時間が経過した。しかし、手術は終わらなかった。
俊介「どうしてなんだよ!どうして亜衣が!俺があの時あんなことを言わなかったら…」
2ヶ月前
この日もいつもどおりの口ゲンカで終わるだろうと思っていた…
亜衣「練習をもっとして絶対何があっても全国に行く!」
俊介「全国はそう簡単に行ける訳ないだろ。亜衣は言う事は達者だけど努力が圧倒的に足りないんだよ。もっと学校以外はすべて練習に捧げるとかしなきゃ無理だって。」
亜衣「そんなのやってみなきゃわからない!自分が挫折したからって私が自分と同じだと思わないで!」
俊介「じゃあ、行ってみろ!」
亜衣「絶対行ってやるし!見とけよ!」
それからの亜衣は本当に人が変わったように練習に打ち込み学校以外すべて捧ぐようになった。それから、亜衣は体調を崩していたが毎日毎日泳ぎ続けた。
そして、1時間がたって手術が終わった。
医師「最善は尽くしました。残念です。もって30分でしょう。最後に一緒にいてあげてください。」
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