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‐第2章‐消えた少年の行方
次の日
咲子「花音は?」
俊介「わかんない」
瑠璃「もうホームルーム始まっちゃうよ…」
ガラガラと教室の扉は開き
担任が入ってきた
そして衝撃の言葉を先生は告げた
担任「えー杉山花音くんは昨日の夜から行方不明になっています。誰か行き先を知ってる人は後で先生の所に来てください」
昨日残っていた4人は息をすることも忘れ固まっていた
ホームルームが終わり4人は集まった
優太「おい、俊介お前家隣だろ!
昨日帰ってないってどういうことだよ!」
俊介「昨日花音の部屋に電気着いてた…」
全員は氷ついた
瑠璃「どういうことなの?先生は夜から行方不明だって…」
俊介「今日学校に来る時花音のお母さんは普通だった…」
優太「おかしいだろ…子供が行方不明なのに…」
俊介「何がどうなってるんだ」
咲子「放課後4人で話合おう」
放課後
俊介「花音の家に電話してみた」
優太「なんだって?」
俊介「花音はたしかに昨日帰って来てた。でも、俺が朝学校に行った時お母さんは花音の部屋に行ってなかったそうだ」
咲子「俊介は昨日いつ花音の部屋に電気がついてるのみたの?」
俊介「えっと、夜の10時ぐらいだったと思う」
咲子「俊介は何時に寝た?」
俊介「たしか、12時だよ。その時は花音の部屋は電気着いてなかったと思う」
咲子「じゃあ、花音が消えたのは夜の10:00から12:00の間…」
優太「あいつはいったいどこに消えたんだ…」
瑠璃「あれこれなんだろ?」
と瑠璃は紙を拡げながら言った
その紙にはこう書いてあった
俊介達へ
俺は七不思議を見つけてしまった
もう帰ることはできないかもしれない
皆ごめん
さよなら
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