両艦並ぶ

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戦艦大和は、大東亜戦争の推移とにた経歴を持っている。昭和16年開戦頃に就役。 19年には大破になりながらもレイテ島に突入を敢行。20年には東京湾で対空砲台代わりとなっていた。 その時に、欧州全土を支配したドイツが米本土侵攻を開始。同時にソ連と和解し、独ソは対日米宣戦を実行した。そのため日米は講和した。対独戦では、ドイツ東洋艦隊をその巨砲によって撃滅させた。その後ドイツは反撃され、ナチスが消滅し降伏した。 戦後の冷戦体制の中、日本は西側諸国の中核を担っていた。北朝鮮の侵攻で始まった朝鮮戦争では、日米主体の国連軍が反抗を始めた。仁川上陸作戦では、戦艦ミズーリと共に46サンチ砲弾を撃ち込んだ。朝鮮戦争休戦後、大和は呉で予備役艦として繋留されていた。 1995年には退役し、記念艦となったが支援団体の整備のおかげで今日、ハワイまで曳航されながらだが来れたのである。 両大将の演説後、各艦は配置に着き、錨が上げられる。 空母ロナルド・レーガンと空母ひゅうがを中心として、アーレイバーグ級ミサイル駆逐艦・タイコンデロガ級巡洋艦・あたご型イージス艦・たかなみ型駆逐艦・補給艦などの日米大艦隊がハワイ沖へと向かう。
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