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喧嘩なんていつもの事だ。
「今日も雑魚ばっかだったな…。」
昔から俺は番長といいものをやっていて
雑魚やらなんやらに喧嘩をうられてきた。
――チュンチュン…
「あっ、小鳥さんだ……待って…。」
ドテッ!!
痛い…
小鳥さんはやっぱり見てるだけの方がいいな。
追いかけたらだめだ。転ぶ。
「大丈夫ですか?」
目の前には絆創膏を持った女がいた。
「…。」
ペタペタ…
「なに勝手に人の足に
ペタペタ絆創膏はってるんだ。」
「怪我してるから。
うちの弟もいつも怪我するから常備しているんです。」
「俺はいつも怪我をしてはいない。」
「ふふ。」
女は笑いながら俺の眉間にペタッともう一枚はった。
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