恋におちた番長

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「眉間のしわ、治るといいですね。 じゃないと小鳥さん逃げてしまいますから。」 他の奴に言われたらぶっ飛ばしていただろう。 でも不思議でこいつに言われても なんとも思わなかった。 いや、逆にドキドキした。 「うちの弟 今度あなたが通ってる高校に入学するんです。」 「…何で俺の学校知ってるんだ。」 「ふふ。その制服、東高でしょ?」 「…」 恥ずかしい。 「うちの弟よろしくお願いしますね。 名前は小杉 亮太って言うんです。 それじゃ。小鳥さんには気をつけくださいね。ふふ…。」 「名前聞くの忘れた…。」 手がかりはウサギさんの絆創膏と 弟の名前だけだ。
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