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「でもここって不良っぽい人が多いよね？俺びびっちゃって。」
「いや～お前もどっちかというと
不良系だぞ？だって金髪だし。」
「違うよ!!金髪にすると頭がよくなるんだぞ!
受験前に成績が伸びなくて悩んでた時、弟が教えてくれたんだ!!」
「…それはあれだな。
お前の弟が馬鹿なのかお前がなめられてるのかのどっちかだな。」
可哀想なものを見るかの様な目で
俺を見てくる。
でもみんな安心してね。
俺、可哀想じゃないよ！
毎日Happyだよ!!
「でもさ、本当ここ不良が多いよね。」
「まぁな。馬鹿でもはいれるからな。
って言う俺も頭悪いけどな。」
「それはきぐーだね!!
俺も頭悪いんだ!!よろしくね♪」
「知ってるよ。てかもうけっこう前からよろしくしてるよね？」
「でもさ、HR始まるの遅くない？」
「あれ？お前気づかなかったの？
さっき西高の奴が攻めてきたじゃん。」
えぇ!!気づかなかったー!!
なんで気づかなかったのかな？
わくわくしすぎて周りが見えなかったからかな？
よし！解決したぞ。
｢だから先生が止めにいってんだろ。
今日は入学式で親御さんもいるしな。｣
｢てか、ここそんなワルな高校だったのぉ？｣
｢ワルって…。まぁ番長がいるぐらいだし…。｣
番長!?
｢なにそれぇぇぇぇぇ!!!?｣
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