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ブーッブーッ
ケータイが震えた
「もしもーし」
『もしもしっ今どこ?』
「んー…と靴屋とイタリアン料理とドトールがあるとこ!」
『…わからへん』
「ごめんごめん来た道戻るわ」
『いや動かんといて
調べてそっち行くから!』
「うんわかった、大人しくしとく」
『めっちゃ待たせてほんまにごめんっ!!』
「うんそれは全然ええねんけど…」
『…?』
「お腹空いた!」
朝ごはんを一緒に食べる約束してたから何も食べてへんかった。
『うん、それに関してはオレが来るまで待っといて?笑』
「あはは(笑)ばっちり待ってるよ」
電話を切ってあたしは端っこに寄って彼を待った。
あぁ、どうしよう…
行き先とか決めんタイプやし
とりあえずいつものテンションで「やっほ~☆」って感じでいこかな
ん~…
1人で葛藤してたら見慣れた人影がひょこっと現れた。
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