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「むーちゃんっ!」
あたしが駆け寄るとむーちゃんは笑顔を見せた。
「ごめんな、めっちゃ待ったやろ」
「ううん、ええよええよ☆」
久々にむーちゃん会えた。
それだけでもう嬉しかった。
「どうしようか、何食べたい?」
朝マックする予定やったけど時間が過ぎてしまってる。
「ん~…重くないのがええなぁ」
「そぉやなぁ」
並んで歩いてると ふいにむーちゃんがあたしの右手をすくった。
「?!」
それから指を絡めてしっかり握る。
え?!
驚いてむーちゃんを見るけど、むーちゃんは普通に前を見て歩いてた。
付き合ってた時と変われへんやん!
…この人何か勘違いしてるんちゃうか?
あたしら別れてるやんな?
「ハンバーガーでもいい?」
「うん!」
「美味しいハンバーガー屋があんねん☆」
「まじで?! むっちゃ楽しみ!!」
考えすぎなだけかな…
なんかあたし1人ドキドキしてもーてる。
あたしはちょっと口を尖らせた。
1人で余裕なさすぎやん。
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