わけが分からないうちに
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びくっと足が止まると、視界が左右に振られる。まるで、なにかを探すように、 「だ、だれ?」 口が勝手に言葉を紡ぎ出す。 先ほどの、思い出というなの記憶とこの反応を見るに、俺に体の主導権はないらしい。 「そこ、水が流れている。足を取られると溺れるぞ。」 少年はわかっているのかいないのか、首を傾げる。 どうやら、子供ながら声が回りから聞こえるのではないと気がついたらしい。そして、悪意がないということも。
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