『守護星』

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俺は、誓う。 俺は、お前を護る者となる。 ……『守護星』として。 龍:「……………………………。」 蒼:「りゅーさん。」 龍:「…蒼空か…。どうした??」 蒼:「それ、こっちのセリフ。どうしたの??空眺めて。」 龍:「いや。ただ、星が出てるな。って思っただけだ。」 蒼:「星見てたの??」 龍:「ああっ。昔の俺もこうして夜空を見ていたのかな??って思ってさ。」 蒼:「りゅーさん…。」 龍:「きっと、昔の蒼空と一緒に見ていたんだろうな。二人で時間が許すまでずっと…。」 蒼:「私もりゅーさんと一緒に見ようかな~(´∀`)」 龍:「蒼空??」 蒼:「一人で見るのつまんないでしょ??だから私もりゅーさんと一緒に見る。ダメ??」 龍:「蒼空のお願いを断る必要性があるんだ??一緒に見るか。」 蒼:「うんっ!!りゅーさん!!見て!!夏の大三角形だよっ!!」 龍:「綺麗に出てるな。」 蒼:「彦星さんと織姫さん逢えたのかな??」 龍:「何がだ??」 蒼:「ん??ほら、あの星だよ(^^)あの星って"アルタイル"と"ベガ"でしょ??だから、彦星さんと織姫さん逢えたのかな??って。一年に一度だけしか逢えないでしょ??遠距離も超が付くぐらい遠距離だもん。」 龍:「"七夕伝説"か…。俺達が逢えたみたいに逢えたんじゃねぇか??」 蒼:「そうだよね(^^)」 .
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