JIN

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流行に遅れて、JIN~仁というドラマを見た。 あまりドラマを見る時間が取れない生活サイクルの私だが、GW中に立ち寄ったレンタルショップで1話を手に取ってから、完結編までの全24話?を3日と掛からずに観てしまった。  気ままな私の心が、なかなか一途に観通してしまう作品に出会える確率は低く、ずいぶんと得をした気分になった。 すべてを見終えたあと、ふと、友人達の顔が浮かんだ。 一人一人の顔を脳裏に浮かべながら、彼らがこのドラマを観たら、どんな事を思い、何を感じるのだろうと思った。 なぜそう思ったのか、自身の内を探ってみると、底の見えないポケットに迷い込みそうである。 いま自分が感じている事と、同じ感覚を持つ友人を探して安堵を得ようとしているのか。 はたまた、全く別の感想に出会って、新鮮を感じてみたいのか。 きっと両方ではあるが、前者の色の方が濃い。 まだ観てない方に申し訳ないので、内容に触れる事はしないが、私が感じたJIN~仁を一言で現すのなら『求道心』 作者が伝えたかった事と相違していなければ、また得をした気分になれそうである。 あなたのJINは、何んでしたか?
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